観光や地域活性化を学んでいた学生時代、通学途中にフリーペーパー「中央線が好きだ。」を見つけ、その奥付に名前が載っていた旧JR中央ラインモールに興味を持ったことがきっかけで入社しました。
国立駅で駅業務に2年間従事した後、現在の部署へ。「中央線ビールフェスティバル」「中央線パンまつり」などの地域活性化イベントの企画運営、南武線高架下のコミュニティ拠点「くらすクラス」の運営、そして「中央線と暮らす」アプリの運営も担当しています。販促物やプレスリリースの準備、WEBやSNSに掲載する記事の作成、アプリコンテンツの立ち上げ……などなど“なんでもやる”毎日ですが、お客さまや関係者との距離が近く、やりがいを直に感じられます。
私は昔から「何か一つのことに打ち込んでいる人」にとても憧れがありました。イベントの出店者さまや事業者さまとお話しすると、どんな背景で商品をつくっているか・なぜ取り組んでいるのかというストーリーをお聞きすることができ「こうした人たちが活躍できる場をつくりたい、一緒に盛り上げていきたい!」と強く思います。
今は中央線エリアで地域活性化を担っていて、一つの駅で実施した企画を他沿線の駅で展開したり、街なかの商業施設でイベントを出張開催したりする機会も徐々に増えています。こうして活躍の場を広げるとともに、私たちJR中央線コミュニティデザインの存在も知っていただき、地域における当社の存在価値を高めていくことが私の目標です。
JR中央線コミュニティデザインでは2021年にミッション・バリューの策定プロジェクトを行い、私も若手ながらワークショップに参加して「こんな会社にしたい」という思いを仲間たちとたくさん話し合いました。現在のミッション・バリューには、その時のみんなの気持ちがしっかり散りばめられています。
私が特に共感するのは、バリューにある「誰よりも深く地域を考えよう」「感謝の気持ちをエネルギーに」などの言葉。まずは自分がそれらを実践し、その姿を見て真似したい・応えたいと思ってくれる仲間を増やしながら、「ここにしかないくらしをつくる」という私たちのビジョンをみんなで実現させてきたいと思います。