2024~2025年の春夏学期(4~7月)に
寄附講義「コミュニティデザイン論」を開講しました。
まちづくりをはじめとするコミュニティ形成の知見豊富な
ゲストを講師役にお招きし、特別講義を実施。
グループワークを交え産学連携で
「ここにしかないくらしづくり」の考えを深めました。
全7回にわたる講義内容と、
学生の取り組みについてご紹介します。
講義で学んだ「コミュニティデザイン論」をヒントに学生たちは「ここにしかないくらしづくり」というテーマで地域社会に根ざした課題に取り組みました。地域交流の促進や誰もが安心して過ごせる居場所づくりなど、日常の中で感じた地域の課題を自らの視点で捉え、それらの解決に向けた企画を提案。地域住民とのつながりを深めるイベントの提案や公共空間の活用方法の見直し、若者と高齢者が交流できる場の創出など、多岐にわたりました。
また、地域へのフィールドワークを通じて、実際にその土地に足を運び地域の特徴や現状の理解を深めました。駅社員との意見交換では、交通インフラの視点から地域の課題を捉え直す機会となり、駅という公共空間が持つ可能性についても新たな発見がありました。こうした実践的な学びを通じて、学生たちは地域の魅力を再発見し、それを活かした新たな価値づくりにも積極的に挑戦しました。

-
食べランくにたち
地域飲食店を巡るマラソンで運動習慣と地域交流を促進する。
-
放課後
くにたちキャンパス大学施設を活用した子育て世代の交流と学習支援による地域活性化企画。
-
学園坂マルシェ
学生が商店街でマルシェを開催し
地域住民との交流と
商店街活性化を図る。 -
仮眠×勉強の
ハイブリッドスペース仮眠・自習・物販を融合した
夜間営業スペースで
学生支援を行う。 -
とまり木にしこく
週末型サークル活動で
西国分寺駅周辺に
知的サードプレイスを創出する企画。
-
現代の寺子屋
大学生と小学生が
遊び・学びを通じて
相互成長する地域教育支援企画。 -
国分寺市における
子育てコミュニティの
形成季節イベントで
未就学児と保護者の
地域交流を促進。
-
くにたちパントリー
共用冷蔵庫で
食品ロス削減と料理を通じた
地域交流を促進。 -
国立駅周辺の
飲食店活性化学生の利用促進で
地域飲食店の集客と
コミュニティ形成を図る。 -
防災フェス
(防災FES)防災運動会で
市民・学生・行政の連携と
意識向上を目指す。 -
三鷹地域の
世代間交流拠点多世代が集う場で
交流と地域文化の継承を
促進する。 -
Yahhoo Cycle
商店街利用で学生に
自転車無料レンタル、
地域活性化を支援。 -
にしこくんハウス
災害備蓄と交流施設で
安全性と地域の魅力を高める。
2年間の寄附講義を通して、学生に実践的な知識と地域課題への理解を促し、産学連携による持続可能なまちづくりに取り組んできました。今後も、互いの強みを活かし、地域の一員として共創の場を広げながら、地域課題の解決やイノベーション創出を目指して、地域全体の活性化を図っていきます。










